謹 啓
時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
一般社団法人日本看護研究学会 第22回九州・沖縄地方会学術集会を2017年11月4日(土)に、佐賀大学鍋島キャンパスにおいて開催させていただきます。会員の皆様をはじめ、多くの方々のご参加を賜りたく、ここに謹んでご案内申し上げます。
さて、わが国は、団塊の世代が75歳以上となる2025年問題という大きな課題に直面しております。医療制度や介護保険制度を含め、国民の生活が揺るがされるような状況が訪れることが予測されます。このような社会状況の中で、我々看護職は、今こそ、地域社会において、どのような役割を果たすことができるのか、その真価が問われています。そこで、今回は、地域で生活する人々のいのちと暮らしを支えるために看護がどのような役割を果たすべきか考える機会にしたいと考え、“地域に向けた看護の発信-いのちと暮らしを支える-”というメインテーマで学術集会を企画しております。
当日は、研究発表に加え、特別講演やランチョンセミナー、交流集会など多彩なプログラムを準備しております。これらを通して、参加者の方々との相互交流を図り、学びを深めていきたいと考えております。
会場は、佐賀駅が最寄り駅で、九州新幹線を利用すると、九州各地からのアクセスが非常に便利です。また、高速道路の佐賀大和インターチェンジから車で約10分と、利便性の良い場所にあります。
なお、当日は、佐賀インターナショナルバルーンフェスタの最中です。早朝と日中に開催される競技大会では、心に焼き付くような素晴らしい景色を、夜に開催される夜間係留では、音楽に合わせてバーナーで照らされる幻想的なバルーンを見ることができます。この機会に、是非、バルーンフェスタも楽しんでいただけたらと思います。
皆様のご参加を心からお待ちしております。
平成29年4月吉日
学術集会長 田渕康子
佐賀大学医学部看護学科 生涯発達看護講座
成人・老年看護学 教授