大会長あいさつ

このたび福岡県久留米市においてリハビリテーション・ケア合同研究大会を
開催させていただくことになりました。
会場は市中心部に新しくオープンした久留米シティプラザです。
この大会には、毎年全国から医師・看護師・リハ療法士・介護福祉士・社会福祉士などリハビリテーションとケアに関わる多職種が参加しています。

「美しく　リハの縦糸　ケアの横糸」

参加するみなさんに、自らの専門性に誇りを持ちながらも協働して
目標をめざすチーム医療の理念を再認識して頂こうと、
久留米大会のテーマをこのように掲げることにしました。
地域包括ケアの構築を模索する中、地域医療構想への対応をはじめとして
私たちの仕事は変化の波にさらされています。
そこに住む人たちの暮らしを支える職にある私たちには、その波に動揺しないしたたかさすら求められているのかもしれません。

久留米の伝統工芸品、久留米絣はその快適さと丈夫さで
江戸時代から四季を通しての日常着として愛されてきました。
リハビリテーションとケアが交わる糸となり暮らしを包む布を織りなして、
みなさんの手によって久留米から全国各地に広がることを期待しております。
医療・福祉関係者に限らず街をあげて
‘ほとめき（筑後の方言でおもてなし）’をこころに
お客さまを迎える準備を進めています。
ぜひ、ご来場を。