1.演題登録方法
インターネットによるオンライン登録のみです。本ページ下部の「新規演題登録」よりお申し込みください。
皆様からの多数のご応募をお待ちしております。
2.演題募集期間
たくさんのご応募を頂きありがとうございました。
3.応募資格
演題登録に際し、筆頭著者は当会の会員であることが条件となります。
(演題登録後のご入会も承ります。)
※初期研修医の方は、非会員の筆頭著者を認めます。
学会入会手続きのお問い合わせ先
一般社団法人 学会支援機構内日本外科系連合学会事務局
〒112-0012 東京都文京区大塚5-3-13 ユニゾ小石川アーバンビル4F
TEL:03-5981-6011
FAX:03-5981-6012
E-mail:gekakeirengo@asas-mail.jp
4.利益相反について
本学会で演題発表を行う演者は、筆頭著者自身の過去1年間における発表内容に関連する企業や営利を目的とする団体に関わる利益相反状態の申告が必要となります。下記を必ずご確認の上、演題登録をお願いします。
第45回日本外科系連合学会では筆頭著者の利益相反申告が必要です。
また、利益相反の有無にかかわらず学術集会発表時にはその開示を行う必要があります。
掲示するスライドは申告書見本に準じ作成し、口頭発表の場合はスライドの一枚目に、ポスター発表の場合はポスターの最後に開示を行ってください。
発表時の開示スライドサンプル
5.倫理指針について
2015年4月より「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」が施行されており、今後、倫理指針を遵守することが必要です。
発表内容は、ここに示される倫理指針を遵守した研究であることが求められます。
学会発表における倫理指針のフローチャートおよびカテゴリー分類をご確認の上、演題登録時にご自身の発表内容が該当する項目を下記より選択してください。
学会発表における倫理指針のフローチャートおよびカテゴリー分類
- 倫理審査が不要な発表である(症例報告/連結不可能匿名化データを扱った研究/論文や公開されたデ一ターベース、ガイドラインの解析研究、培養細胞のみを扱った研究、法令に基づく研究)。【カテゴリーA】
- 観察研究で所属施設の承認を得ている。【カテゴリーB】
- 観察研究で今後所属施設か関連施設、医師会などの倫理審査を受ける予定である。【カテゴリーB】
- 介入研究で所属施設の承認を受けて公開データべ一スへの登録が済んでいる。【カテゴリーC】
- 介入研究で今後所属施設の承認を受けて公開データべ一スへ登録する予定である。【カテゴリーC】
- その他のカテゴリーの研究で所属施設の承認を得ている。また、遺伝子治療やヒ卜幹細胞を用いた臨床研究であれば国の承認を得ている。【カテゴリーD・E】
6.発表形式と分類項目
以下の内容で募集いたします。
シンポジウム・ビデオシンポジウム・パネルディスカッション・ワークショップについては、各項目ごとにクリックすると「ねらい」が表示されます。
シンポジウム
内視鏡外科手術は、多くの機器の使用や体位の管理、偶発症への対応など注意点が多く、安全性を確保するためにはチームの協働が必須である。また、高度の癒着例や高齢者、さらには妊婦においては症例に応じて小切開を利用する鏡視外科手術など広い観点からのアプローチも必要である。それぞれの職種において情報共有や教育、他職種間の連携をどのように行なっているか?チームの中での役割、各施設の取り組みや課題について各々の立場からご意見をいただき、今後のより良い内視鏡外科のあり方について討論いただきたい。
手術療法は治療上極めて有益で重要であるが、その侵襲の大きさから様々な危険を有している。危険を避け、起こり得る有害事象の発生可能性と影響を最小化するためには、組織的な体制整備とともに、医療者個人そしてチームとしての対応をより効果的なものにする努力が求められる。また、侵襲性の高い手技は医療従事者の健康に害を及ぼす危険性も有する。本シンポジウムでは、「患者の安全」及び「医療従事者の安全」について、体制整備や安全対策等の面から発表いただきたい。
他臓器に浸潤する高度な局所進行癌では他臓器合併切除を伴う拡大手術を余儀なくされ、他診療科との協働・連携が必要となる。また、広範囲切除に伴う再建には形成外科との合同手術となり、術前・術中の連携が求められる。これら他診療科との連携の現状を紹介するとともに、問題点や今後のあり方について討論いただきたい。
外科治療の進歩に伴い多種多様の複雑な手術が増加したことで、術後感染症もそれぞれ術式によって種類、頻度および重症度に特徴がみられる。現時点での術前・術中・術後の推奨感染対策をまとめたケアバンドルが諸学会から発表されているが、本シンポジウムでは改めて術式別の術後感染症の特徴に応じた感染対策の現状と問題点について報告いただきたい。
分子標的治療薬が癌治療に導入されてから15年以上経過した。今では様々な癌腫で標準治療の一役を担っているが、癌の種類によってその位置付けは大きく異なる。標的となる分子が次々と見つかって治療薬の開発が進み癌治療の様相も変化してきた。本シンポジウムでは各癌腫における分子標的薬の進歩による治療の変革や支持療法について討論いただきたい。
女性医師が、出産や育児といった様々なライフステージに対応して、安心して業務に従事できるよう厚生労働省は、女性医師の復職に関する相談窓口の設置や院内保育所の運営などに対する財政支援を行なっている。また、働き方改革はより働きやすい環境の整備を推進し、女性医師の継続勤務を支援している。本シンポジウムでは各外科系診療科における男女共同参画の現状や工夫を紹介し、今後の展望について討論いただきたい。
近年、水害や地震など大規模災害にみまわれる機会が増えている。災害時に求められる医療の最大の目的は、「防ぎ得た死」を減らすことにある。その医療を中心的に担うのは、広域災害・救急医療情報システム(EMIS)のもと災害拠点病院やDMAT、JMATであるが、それぞれの地域でも平時から災害時に必要な医療を提供できる体制を整備しておくことが重要である。災害時に一般外科医や外科系診療科に何ができるのか?どのような訓練や教育が必要か?などについて討論いただきたい。
ビデオシンポジウム
骨盤内臓器脱は、骨盤内臓器を支える組織の脆弱化(高齢化や分娩)が原因で膣から膀胱、子宮、直腸などが脱出してくる病態である。脱出は単独または複合的にみられ、また直腸脱の患者には高率に骨盤臓器脱が合併するように、治療においては関連他科との連携が求められる。また、今日の機器や医療材料の開発・進歩に伴い骨盤臓器脱の治療も様変わりしており、本ビデオシンポジウムでは最新の手術療法や他科との連携について発表いただきたい。
内視鏡手術手技には診療科共通の縫合・結紮など基本的手技に加え、診療科あるいは臓器に特化した独自の手術手技も開発・改良されている。本ビデオシンポジウムでは各科・各臓器で有用と思われる内視鏡手術手技について紹介していただき、こうした技術の若手医師への教育や次世代へどう伝えているか?各施設の取り組みや特徴を紹介していただきたい。また診療科横断的に共有できる手技や技術の伝承と発展を目的とした診療科・領域横断的なプログラムについても議論を展開していただきたい。
腹部と肛門の両方からアプローチするTaTME(経肛門的全直腸間膜切除術)が直腸癌、特に肛門に近い直腸癌に対して導入する施設が増えている。しかし、腹部のみからアプローチする従来の方法と比べ術野の見え方は異なり、ある程度本術式に慣れないと尿道損傷をはじめとする重大な合併症・偶発症を引き起こす。本ビデオシンポジウムでは、経験豊富な施設から本手技のコツとピットフォールについて発表いただき、TaTMEの安全な普及に貢献することを期待したい。
2018年4月に12種類のロボット支援手術が保険適応となり、各領域で広がりをみせている。しかし、その利点については不明な点も多く、費用効果の問題もある。本ビデオシンポジウムでは、実際の手術手技、手術時間、出血量、リンパ節郭清個数、術中・術後合併症、在院日数、医療費や再発の有無など基本データを提示していただき、これらロボット支援手術の現状をもとに利点・欠点を討論していただきたい。
パネルディスカッション
直腸癌に対する側方リンパ節郭清や婦人科癌および泌尿器科癌に対する骨盤リンパ節郭清を行なっている施設は多いが、リンパ節郭清の意義については不明な点が多く、また診療科によってもその理解は異なっている。本セッションでは、各科・各臓器における骨盤リンパ節郭清の功罪や意義、郭清方法の相違について発表いただきたい。
直腸膣瘻の原因は、外傷、出産時の損傷や会陰切開、痔瘻や直腸肛門手術の合併症、炎症性腸疾患の併発症など様々で、病態も異なる。手術が唯一の根治療法であり、経肛門的、経膣的、会陰切開法などのアプローチがとられるが、再発症例も少なくない。難治性の場合には、形成外科的手法が用いられ、外科、産婦人科、形成外科など多診療科の連携が求められる。本セッションでは、直腸膣瘻の治療における各診療科の役割や連携について討論いただきたい。
大腸癌肝転移に対する肝切除の有用性について異論はないが、両葉多発転移例では切除困難例も多い。近年の化学療法の進歩により肝切除不能例が切除可能となるケースも増えている。また、門脈塞栓などを駆使した分割肝切除などの戦略が可能である。本パネルディスカッションでは、大腸癌など各施設の両葉多発肝転移に対する肝切除の成績と戦略を報告いただきたい。
開腹結腸切除術に始まったERAS(Enhanced recovery after surgery、術後回復強化)プログラムは、大腸切除術に留まらず他領域の手術へと広がりをみせている。一方、手術方法の変遷として開腹手術が内視鏡手術に変わりつつある現状でのERASの意義については不明な点も多い。本セッションでは、各科・各術式に導入されたERASプロトコルの構成要素・内容、結果や課題を報告し、今後の展望について討論いただきたい。
胃癌、大腸癌や卵巣癌などは腹膜播種をきたす代表的な癌腫であるが、それぞれ腹膜播種の特性は異なり、治療法や治療成績にも差異がみられる。本パネルディスカッションでは、各癌腫における腹膜播種治療の現状と課題を報告いただき、今後の展望について癌腫横断的な討論を期待したい。
新規抗癌剤/分子標的薬の開発などにより術前/術後の補助療法は変化しつつある。また、癌腫によりその目的や意義に差異がみられる。本セッションでは、各科・各癌腫における術前/術後補助療法の現状と課題を報告いただきたい。
周術期の深部静脈血栓/肺血栓塞栓(静脈血栓塞栓症)の予防を隅々まで広げていくためには、麻酔科専門医に中心的な役割を求めるとともに外科系学会を連合する本学会の役割も重要となってくる。本セッションでは、各科における周術期の静脈血栓塞栓症にかかわる最新の知見や対策を紹介していただき、多くの外科系医師にとって静脈血栓塞栓症予防の認識が深まることを期待したい。
ワークショップ
平成24年度の診療報酬改定で周術期口腔機能管理が評価され、本格的な医科歯科連携の出発点となった。その後の改定でも増点や対象患者の拡大がみられ、術後合併症の減少による在院日数の短縮や化学放射線療法による口腔粘膜炎の重症化予防効果が期待されている。しかし、医科と歯科の診療報酬制度の違いや歯科開業医と病院口腔外科の立場の違いなどにより、様々な問題点も指摘されている。周術期口腔管理の現状と問題点について、忌憚ない発表をお願いしたい。
最近では、高齢者がん患者に対する手術適応が拡大し、術後のADLの維持の重要性が高まっている。がん患者の周術期リハビリテーションは 、特に呼吸器合併症のリスクの高い70歳以上の患者を対象に導入されている。また、既往にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や片麻痺等を有し、術後のADL拡大に支障のでる可能性が高い患者に対しても、積極的にリハビリテーションが行われている。本ワークショップでは、各施設における周術期リハビリテーションの現状を紹介し、課題や今後の展望について討論いただきたい。
Organ biologyを可視化する試みとして、従来から医用画像をもとに作成されたvirtual realityによる3D診断が利用されてきた。また、医療画像情報は可視化技術から可触化技術へと代わりつつある。近年は3Dプリンターによる臓器立体モデルの利用が医療現場で進んでいる。本ワークショップでは、3D臓器モデル・シミュレーション・ナビゲーションサージェリーの最先端を紹介いただき、今後の展望についても討論したい。
がん患者の遺伝子変異を調べ、もっとも効果的な抗がん剤等を選択する「がんゲノム医療」を推進する医療体制が整備されつつあり、遺伝子パネル検査が保険収載された。がんゲノム医療を提供する施設は中核拠点病院と連携病院、さらに本年9月に指定予定の拠点病院である。本ワークショップでは、これまでのコンパニオン診断のみの時代と比べがんゲノム医療ではどの様に変わったか?などの現状を紹介いただき、今後の展望について討論したい。
若年がん患者の罹患率は増加傾向で、その治療成績の向上に伴い生存率が改善している。一方、手術、化学療法や放射線照射によって妊孕性の消失や低下をもたらす。妊孕性温存療法として、卵子凍結、受精卵凍結、卵巣組織凍結、精子凍結、精巣組織凍結などの手段が存在するが、個々の患者にとって何が適切な妊孕性温存療法か、また、各妊孕性温存療法には様々な課題も挙げられている。本セッションでは、妊孕性温存の現状と課題を紹介いただき、今後の展望について討論したい。
HBOCは、BRCA1/2遺伝子変異により高率に乳癌及び卵巣癌を発症する遺伝性疾患である。また、膵臓癌、男性乳癌、前立腺癌に罹患するリスクも高い。HBOCへの対応には、遺伝カウンセラーをはじめとする遺伝分野、乳癌分野、婦人科腫瘍分野などの様々な専門家が連携しながらその最新の専門的知識を用いて診断と治療に当たることが必要である。本ワークショップでは、HBOC患者及びその家族に効果的な医療を提供するための取り組みや展望について討論いただきたい。
外科系診療科を中心に医師不足が深刻化している。医師の働き方改革を進めるためにもタスクシフティングは重要な課題である。先進事例として米国では、フィジシャン・アシスタント(PA)とナース・プラクティショナー(診療看護師NP)が挙げられるが、PAが手術助手を務めるなど外科系医師にとっては大幅な業務軽減の可能性がある。日本でも、特定看護師はある一定の研修を修了することによって特定行為に指定されている業務を行うことができるし、日本NP教育大学院協議会による日本版NP育成・認定も行われている。本セッションでは、外科系診療科におけるタスクシフティングの現状と展望を紹介いただきたい。
ビデオセッション
- 肥満手術
- 鼠径ヘルニア手術
- 急性胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術
- 腹腔鏡下胃全摘術後の再建
- 食道良性疾患の鏡視下手術
要望演題
- 高齢者のがん治療
- 閉塞性大腸癌の治療
- 炎症性腸疾患の治療
- 急性大動脈解離の治療
- 各種がんの再発および予後因子
- 合併症軽減のための術式工夫
- 化学療法の副作用対策
- Stage Ⅳ大腸癌の治療
- 非治癒因子を有する進行胃癌の治療
- Oncological emergency
- 転移性肺癌の外科治療
- Complicated appendicitis の治療
- がん外科治療における機能温存
- IPMNの治療
- 自然気胸の治療(初期治療、保存的治療、手術治療)
- 転移性乳癌の治療
- 各科におけるレーザー手術の現状
- 乳癌の外科治療におけるSNBの現状
- 乳癌術後の乳房再建
- 内視鏡手術の長期成績
- ダメージコントロールサージェリー
- 妊娠中に発見された癌の治療
- エネルギーデバイス使用の基本と応用
一般演題
一般演題 口演 または ポスター
研修医 口演 または ポスター
部門
01.頭頸部悪性腫瘍 |
21.薬剤耐性菌(AMR)対策 |
02.食道 |
22.医療安全 |
03.胃 |
23.看護および看護教育 |
04.十二指腸・小腸・虫垂 |
24.高齢者医療 |
05.結腸・直腸 |
25.医療機器関連 |
06.肝臓 |
26.緩和医療 |
07.膵臓 |
27.患者支援 |
08.胆嚢・胆管 |
28.口腔ケア |
09.ヘルニア |
29.周術期リハビリテーション |
10.移植 |
30.抗がん剤の副作用対策、服薬指導 |
11.乳腺・甲状腺 |
31.漢方薬治療 |
12.肺・縦隔 |
32.超音波診断 |
13.泌尿器・副腎 |
33.地域連携 |
14.婦人科疾患 |
34.医療経済 |
15.心臓、大血管、末梢血管 |
35.クリニカルパス |
16.軟部腫瘍 |
36.NST |
17.イレウス |
37.災害医療 |
18.周術期におけるチーム医療 |
38.骨盤底機能不全症 |
19.がんの予後因子 |
39.小児外科 |
20.感染対策 |
40.救急医療 |
41.その他 |
7.演題の採否について
- 演題の採否、発表形式、発表日時等の決定は会長にご一任ください。希望に添えない場合もございますので、予めご了承ください。
- 演題の採択通知は、4月下旬頃、演題登録の際にご登録いただいた電子メールアドレスに送信いたします。
8.抄録作成に際しての注意
- 文字制限等について
著者(筆頭著者+共著者)
15名以内
所属施設数
10施設以内
演題名
全角40文字以内(半角80文字以内)
抄録本文
全角600文字以内(半角1,200文字以内)
総文字数(著者名・所属・演題名・
抄録本文の合計)全角900文字以内
- 「必須」の記載がある欄は、入力必須事項のため、データが入力されていないと登録できない設定となっております。
- ①、②、③のような丸数字I、II、IIIのようなローマ数字は利用できません。また、α、β、γなどのギリシャ文字は、必ず全角にて入力してください。
9.個人情報管理に関して
ご登録いただいた個人情報は、第45回日本外科系連合学会学術集会の運営準備の目的以外での使用はいたしません。
10. 演題登録画面
オンライン演題登録につきまして不明な点、疑問等がございましたら以下のページをご覧ください。
11.演題登録に関するお問い合わせ先
第45回日本外科系連合学会学術集会 運営事務局
株式会社西日本企画サービス 事業部
〒839-0809 福岡県久留米市東合川3丁目10-36
TEL:0942-44-5800 FAX:0942-44-6655
E-mail:jcs45@nksnet.co.jp